塾講師の独り言

塾講師・塾に興味のある学生さんに日々の生活、簡単野郎飯を紹介!

こんにちは

本日は、簡単に作れるベーコンとナスのパスタを紹介します。

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完成品

材料(1人前 約120円)

パスタ 80g (30円)

ブロックベーコン 3㎝程度 (50円)

ナス 小1本 (40円)

 

調味料

ケチャップ 大さじ2

コンソメキューブ 1個

お好みソース お好みで小さじ1/2程度

 

手順

① おなべに水1Lを入れ、塩を小さじ1入れて火にかける

② 水の沸騰を待つ間に、ベーコンは0.5㎜~1㎝程度の厚みになるように切る

  ナスは加熱時に形が崩れやすいため、1㎝~2㎝程度で輪切りにする。

➂ 水が沸騰したら、パスタを投入する。

④ パスタをお鍋に入れたら、フライパンにオリーブオイルをひき、ベーコンを2分程度炒める。

⑤ ナスを入れ、更に1分~2分加熱する。

⑥ ナスがしなっとし始めたタイミングで、ケチャップ・コンソメキューブを入れて混ぜ合わせる。※1

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⑦ パスタのゆで汁をおたま0.5杯分フライパンに入れ、コンソメキューブが全体になじむようにかき混ぜる。

⑧ ⑦までの工程で、ざっと6分程度です。パスタの種類によりますが、ゆであがっていたら和える。最後にお好みソースを加える。

※1

⑨ パスタを盛り付けて、完成です。

 

※1 調味料を入れるタイミングについて

ケチャップは、酸味が強いため、炒めるタイミングで入れるのがポイントです。

お好みソース、最後の工程で、味にアクセントをつけたいため、少量を最後に入れ、和える程度にします。経験的に、ケチャップと同じタイミングで入れてしまうと、アクセントにならず、ケチャップの味になってしまう感じがします。

 

作るだけであれば、15分程で完成します。

洗い物をしても20分程度なので、ぜひ作ってみてください。

 

ではまた

2学期が始まり、入塾・退会相談のピークです

2学期が始まり、どの塾様も、入会・退会の多くなる時期ですね。

本日は、入れ替わりの激しい時期だからこそ心に留めておく必要がある

生徒・保護者対応について、今週あった事例を踏まえて書きたいと思います。

 

①入会相談 中・上位層で夏期講習を受講してくれた一般生

私の所属する塾は、中・上位層を主にターゲットとしており

高校入試に特化した集団塾です。そのため、夏期講習中に入会いただく中3生は

学年1位~20位以内の生徒が非常に多いです。

とはいえ、学年1桁の生徒を入会させることは骨の折れる仕事で、既に自分の中で

学習方法が確立しているため、なかなか入塾までこぎつけることが困難です。

夏期講習中に毎日生徒面談を実施して、全体の6割が講習中に入ってくれますが

残り4割は、夏期講習受講者対象に行う保護者懇談で刈り取ります。

講習期間中には入塾に至らないものの、2学期以降に改めて保護者懇談を通して

入塾していただける中・上位層の生徒は、以下の傾向があります。

・学校の授業内容は概ね理解している。

・(漠然とした)大学・就職計画がある。

・部活や生徒会の中心人物である。

・友人が既に入塾している。

・クラスが荒れている。

・講習はしっかりと受講する姿勢を見せている

ここで1つ問題です。この項目に当てはまるような生徒はどんな性格でしょうか。

ぱっと思いつく性格は、一般的に真面目と言われる生徒の印象を受けたでしょうか。

上の項目を満たす生徒はただ真面目なだけの生徒ではありません。

ただ真面目なだけの生徒はこの時期には入塾しません。中1・2生の

時期に入っているからです。

正解は「プライドが高く、(親の)言うことを聞かない生徒です。」

このような生徒は面談だけでは入塾に至りません。今まで自分でなんとかしてきたタイプなので、これからも自分で頑張っていきたいんです。

…ここで諦めてはいけません。生徒面談がダメなら保護者懇談です。経験談ですが、成績が良く、プライドが高い子ほど、親はいつ失敗するか不安で心配しています。そこに漬け込む隙があります。

保護者懇談では、夏期講習中にやったテストと2学期明けの学校のテストを見比べて懇談をします。2学期明けのテストは難しく、当然点数も下がります。得点に結びつかなかったか箇所について、夏期講習の内容を振り返りながら丁寧に話し合い、入塾に誘います。

なにか特別な仕掛けをするわけではありませんが、たったこれだけで入塾します。

親の「失敗を経験してほしくない」という気持ちと生徒の「自分で頑張っていきたい」

という気持ちをつなぎ合わせる作業をすれば、入塾につながります。特に、最近の保護者様は、大学全入時代を経て、両親共に大学まで進学をされている場合が多いため、「失敗して欲しくない」という気持ちを尊重することがとても重要です。また、生徒としても「自分で頑張りたい」という気持ちがありつつも、点数が下がってくれば話は別です。

大したまとめではありませんが、中・上位層の生徒の場合には、保護者様の「失敗しないで欲しい」という気持ちを如何に引き出せるかが、入塾のカギになります。

 

②入会相談 中・下位層で、他塾様からの移動

他塾様からの移動もこの時期多くあります。他塾様からの移動は、月謝発生のことを

考慮すると、夏期講習中に刈り取る必要があります。うちの塾では、月謝設定ですが、塾によっては3か月払いや学期ごとの払いをする塾様もあります。ですので、講習だけこちらに来る生徒で、特に夏期講習前までの月謝しか払っていない子を中心に声掛けをしていきます。失礼な言い回しになることを覚悟で書かせていただくと

・個別塾(3対1程度)

・月払いでしっかり月謝設定をしている塾

この2項目さえそろえば入塾にこぎつけます。個別塾の魅力は私も良く知っていますが、成績中・下位層の生徒は3対1の個別塾ではなかなか相手にしてもらえません。

集団塾では、レベル別の一斉授業なため、全員を引き上げますが、個別塾では先生が空いているときにしか質問ができません。個別塾のレベルによりますが、中・下位層の生徒と面談をすると、60分授業の内、質問ができるのはせいぜい2,3問と聞きます。中・上位層の生徒であれば、それでも問題ありませんが、中・下位層の生徒はそんな質問量ではなかなか成績もあがりません。きっちりと面談をし、講習期間中に保護者様に電話をすれば、多くの場合で入塾につながります。

 

 

➂退会相談 中1・2生の退会相談

所属する校舎の特徴の1つに、退会生の少ないことが挙げられます。

校舎の規模が小さく、全学年併せて100名ほどの塾ですが

1学期開始~2学期までの退会生は全学年で0人で、去年も全学年で併せて10名もいない状態でした。特別な退会防止をしているわけではありませんが、幸いなことです。

しかし、そんな中でも新学期始まりたての中1・2生は危険です。

3年生が引退し、部活に専念したい中2生や、新しい学校生活にも慣れ、テストの点数も良好な1年生は特にこの時期中だるみを起こしがちです。

今年は新学期スタートから今現在まで退会相談を受付しておらず、ほっとしています。

中3生の退会相談と異なり、中1・2生の退会相談は、受験をすぐに控えていないからまだ大丈夫という安直な考えの生徒が見られます。授業内容に不満があるわけではないので、退会を防ぐことも可能です。では、実際にどのような施策をするか…

私が実践している退会防止策の1つは、学期末ごとの報告会です。

塾で普段どのような授業をしているか、学力テストを踏まえた校舎の学力レベル、今後の学習の課題について、学期末最後の授業時に、保護者様を交えて報告会をします。1対1で懇談する点との違いは、周りに同じ志をもつ生徒・保護者がいることで競争効果を産み出せることです。この報告会を実施しておくことで、2学期始まりの中だるみ退会を防ぐことができます。

退会防止は入会と異なり、日ごろの種まきがとても重要になると考えています。だからこそ、特別なことはせず、日々の授業を大切にすることが重要ともいえます。

 

ではまた。

(余りもの野菜で)キーマカレーを作ろう

本日は、キーマカレーのレシピを紹介します。

とは言っても、余りものの野菜を使用するため

毎度作るたびに、中身の変わるカレーです。

参考として大まかな1人前の材料費を載せておきます。

日々コンビニで済ませている方や、ボリューミーなご飯が食べたい方に

おすすめのレシピです。

作成の上で、疑問点などがありましたら、コメントをいただければ幸いです。

 

キーマカレー(一人前 約200円)

材料(4人前)

食材類

ひき肉(300~400g) 約400円

ピーマン(4個) 約100円

パプリカ(赤・黄) 地元野菜を使用、2個100円 (スーパーだと1個あたり150円~200円)

玉ねぎ(2個) 約50円

人参(2本) 約50円

卵(1個) 約25円

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材料紹介

調味料類

カレー粉3かけ(バーモントカレー使用) 約50円

ケチャップ(大さじ3~4)

中農ソース(大さじ2~3)

醤油(好みで数滴)

 

手順

① 食材を準備し、各食材をみじん切りにする。触感を大事にしたいため、そこまで細かくせず、粗みじん程度にすると良い。

②フライパンに油をひき、弱火で玉ねぎが白色から薄茶色になるまで炒める。

 ※1「玉ねぎはどこまで炒める?」

➂フライパンに人参・ピーマンを加え、青臭さが抜けるまで更に中火で炒める。途中焦げてしまう場合には、少量の水を加えながら加熱する。

④ひき肉を入れ、中火でひき肉全体に火が通るまで炒める。

⑤各調味料を入れ、混ぜ合わせる。この際、カレー粉が焦げやすいため、いったん火を止めて混ぜる。

⑥中火で全体的に調味料が馴染むまで炒める。

⑦最後に、パプリカを投入し、更に混ぜる。

 ※2「パプリカの火入れ時間について」

⑧お皿に盛り合わせて完成!

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※1 玉ねぎはどこまで炒める?

ハンバーグやカレーを作る基本に、あめ色になるまで玉ねぎを炒めるとあります。

実際にあめ色になるまで玉ねぎをいためると、とろみがまし、調味料の混ざり具合もよくなります。しかし、今回のレシピでは、あめ色になるまで炒めません。

理由としては、あめ色になるまでにかかる時間が30分~40分じっくりと炒める必要があり、手間がかかるためです。また、代案として、玉ねぎ→ピーマン・人参→ひき肉を炒める過程で、20分ほど玉ねぎを炒めることになります。せっかくだから手の込んだカレーを作りたいという方は、ぜひあめ色になるまで炒めて作ってみてください。

※2「パプリカの火入れ時間について」

パプリカを最後に入れる理由は、カラフルな色味を残すために順番を最後にしています。カレー粉を混ぜ合わせたあとにパプリカを入れたフライパンの様子は以下のようになります。

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パプリカ(後入れ)

色味があると、見た目も良く、食欲がそそられます。パプリカは生でもおいしく食べられるため、私はあまり火入れせず、最後に混ぜ合わせる程度にしました。しかし、サラダっぽくなってしまうことや、カレーと馴染み切っていないとおいしくないため

① 色味を残す→混ぜ合わせて1~2分加熱

② しっかり火を通したい→混ぜ合わせて5分ほど加熱

➂ 色合いを気にするのがめんどくさい→ピーマン・人参と共に投入

お好みにあわせて炒めてみてください。

 

レシピを書いて思ったことは、意外と炒める以外のことをしていないなと…

某クック○ットを参考に、今後は細かい工夫点や注意点をより詳細に書けるように頑張っていきます。

 

ではまた

教え子が同僚になった話

おはようございます。

このブログは、毎週日曜・月曜日に、塾講師の日々の生活や料理について投稿をしていきます。

今日は、教え子が同僚になった話についてまとめていきます。

ブログのプロフィールにも載せているように、私が塾講師を初めて4年が経過し、現在5年目に入りました。初めて受験指導をした中3生が就職をしたり、高校受験をして大学生1年生となりました。

そんな中、今週1人の元ゼミ生が塾に顔を出してくれました。その子は忘れもしません。中学3年生の1学期に入塾した、数学が全くできない女の子でした。

当時はピアノの先生になることが夢で、ピアノ漬けの毎日をおくっていた子でした。そのため勉強は二の次であり、高校に進学できないと困ると保護者様が入塾相談に来てくださいました。

塾に入りたての頃、その子はピアノに夢中で、私も仕事に慣れておらず、中々懐に入れず、受験を意識した指導ができなかったです。入塾して初めて持ってきた1学期期末の数学のテストの点数は37点でした。まったく数学ができなかったことを考えると、彼女の中では大きな成果でしたが、平均点が50点程だったので、お世辞にも点数が良いとは言えない結果でした。

そんな中、彼女に転機が訪れます。夏休み前の生徒面談で、夏休みは苦手にしている数学のみ勉強するようにアドバイスをしました。今考えてみると、受験生にとって大事な長期休暇を数学しかやらせなかったのは、一年目だからこそ決断できたアドバイスであり、今では絶対にそんなことは言えません…

しかし、彼女にとって、この決断が大きな結果につながりました。夏休みが始まって一週間は、全く問題が解けず、小学生内容の割合や早さの計算にも一苦労でした。幸いなことに、ピアノで培った集中力は本物だったので、辛抱強く私の指導についてきてくれました。そのおかげもあり、夏休み後半では、明らかに筆の進み方が変わり、質問の内容も変化してきました。

「先生ー、〇〇がわかりませーん。」

「先生ー、〇〇って何ですか?」

「先生、この計算式のどこが間違っているか見てー)

「先生、この問題は〇〇までできたけど、この先がわからない。△△の方法で進めていけば良いですか?」

ざっくりとですが、彼女から受けた質問を、並べてみました。この4つの質問が、およそ夏休みの第1週〜第4週までの質問パターンでした。明らかに、質問のレベルが上がっていました。まったくわからない旨の質問が多かった第1週と比べて、夏休み最終週には、自分の思考を表現し、方法知についてまで言及ができるようになっていました。

テストを受ける前から点数が上がることは確信していました。自信を持ってテストに臨めと伝え、送り出しました。すると、夏休みが明けて2学期に実施された学校の復習テスト(夏休み明けにある総合テストの)の数学では、なんと78点をとり、40点も点数を上げていたのです!

テストを持ち帰ってきた彼女の顔を今でも忘れません。とても喜んで結果を報告してくれました。学校の先生がカンニングを疑ったくらい出来すぎていると褒めてくださったそうです(笑)

とはいえ、夏休み数学しかやっていなかったので、総合点数でみるとやはり結果は真ん中より下でした。他教科は40点程だったかと思います。当たり前です。私がやらせていないのですから。

彼女の凄いところはここからだったのです。

 

「勉強の仕方がわかった」

 

この言葉はいつ思い出しても嬉しい響きです。夏休み明けから他教科の勉強を解禁した彼女は、メキメキと成績を上げました。受験に備え、ピアノにかけた集中力を勉強に投じました。結果として、夏休み明けから偏差値を10〜15程あげ、なんとか中堅の公立高校に合格させてあげることができました。

前置きがとても長くなりましたね。

そんな子が大学1年生となり、帰ってきました。塾に来るなり一言

「塾講師のバイトがしたいです」

話を聞くと、彼女は現在学校の音楽の先生を目指しているとのことでした。最も得意な教科は社会だそうですが、大学も理系進学をして、数学は比較的得意と言っていました。

塾業界は常に人手不足なので、早速面接を行いました。さすがに顔馴染みが多いため、うちの校舎ではお願いしませんでしたが、無事9月からは他校舎で研修が始まるそうです。

一緒に組んでいる文系担当の先生から、教え子がバイトしたいと戻ってきたり、なんなら就職して他校舎の担当職員になっているという話は聞いていましたが、今週やっと実感が持てました。そして、なんとも複雑な気持ちになりました。

来月・再来月からは彼女とは同僚になります。今私が抱えている気持ちの1つは、成長を目の前で感じられた喜びです。大学の同期には学校の先生が多く、話の中で生徒の就職報告等を聞くことがあると言っていましたが、同じ会社の仲間として成長した姿が見られるのは、学校の先生には無い塾講師の特権です。

まだまだ彼女の活躍ぶりを聴くのは先になると思いますが、楽しみで仕方がないです。オチの無い話でしたが、今後、彼女の仕事ぶりが耳に入った際には、またブログに載せていこうかと思います。

ではまた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

塾講師の独り言(一言目)

はじめまして。学習塾の塾講師をしているものです。普段は集団塾に勤務しており、今年で5年目となりました。小・中学生の理系内容を担当しています。このブログでは、以下の3点について、毎週日曜・月曜日に投稿していきます。

 

★ 主な投稿内容

① 日々の塾講師生活

② 野郎飯作成報告

➂ 愚痴・悩み相談 など

 

  • ①について、日々の塾生活で感じたことや思ったことを、忘れないように書き留めることを大きな目標としています。また、塾業界は比較的外に閉じた職種であり、情報共有がされにくい職業であると感じています。本ブログを通して、同業者の皆さんと情報を共有し、お互いの職場で活かすことができれば良いと考えています。また、塾講師に興味がある学生さんにとって、バイトをすることのメリット、デメリットについて書いたり、不明な点を解消していきます。
  • ②について、プロフィールにも掲げていますが、私の趣味は料理・筋トレ・ゲームです。日々、出勤前や退勤後に料理をするのですが、最近バリエーションが乏しくなり、野菜炒め・カレーをひたすらループする毎日に陥っています…日々のQOLを上げるためにも、料理報告を皆さんにすることで、自分自身の料理の幅を増やすとともに、忙しい学生さん・サラリーマンでも簡単につくれる料理を紹介してきたいと思います。
  • ➂については、①に共通する部分が多いですが、日ごろの悩みを書いたり、コメントに寄せられた悩み・相談があれば触れていきます。

 

★ こんな方に読んで欲しい

・同業者や教育関係の仕事をされている方

・大学生や塾に興味ある方

・自炊がしたいけど、きっかけが持てなかったり、やるきのおきない人

 

まずは、誰か1人の目に留まり、読者になってもらえることを目標に頑張っていきたいと思っています。日ごろ、塾仲間意外と話す機会が少なく、文書力もないため、拙い文章になりますが、よろしくお願いします。